EC PIM(商品情報管理)ってなに?

ECサイトがある程度軌道に乗ってくると、Amazon・楽天・Yahoo!と、複数のモールに出店される企業さんはたくさんいらっしゃいます。そこで出てくる悩みが、各モール店舗の商品データの整合が取れてない。。」という問題。Yahoo!と楽天で販売価格が違っていたり、仕様変更が反映されていなかったり。。また、複数店舗のデータを手作業で更新する手間もバカになりません。ECサイトだけでなく、カタログ用の画像だったり、取扱説明書だったり、商品に関連する色々な情報がどこに格納されているのか、探し出すのも大変。

それを解決するのがPIM(商品情報管理)システムです。バラバラに散らばった商品情報を一元管理し、「全ての商品情報がこのシステムに集約されている」状態を保ちます。最近はどのECモール/ECサービスもAPIを公開しているので、これを使ってPIMで更新した情報を各サイトに自動展開するということも可能。指定のフォーマットでExcelファイルを出力できる仕組みを用意しておけば、カタログ作成時に毎年Excelファイルをイチから作る、という作業からも開放されます。原価計算を行う機能を付ければ、経営判断に必要な情報もリアルタイムで参照することが可能になります。

これだけ聞くと導入するメリットしかないPIMですが、構築したシステムをきちんと運用できるまで整えるのはなかなか大変。商品・営業・仕入の各部署からヒアリングした必要な機能を洗い出し、システムの落とし込む。各部署からはあれやこれやと欲しい機能がわんさか出てくるので、それをシステムの仕様に纏め上げる必要があります。

UNBOXでは、御社の業務環境に最適なPIM(商品情報管理)システムを要件定義のフェーズからお手伝い致します。技術的に可能な機能なのか?開発予算はどれくらい必要なのか?商品情報・商品画像の管理から、各ECモール・ECサイトへの情報展開まで、幅広いご要望に対応可能です。